【遺言の知識】遺言での個人情報はどこまで書くべき?
パスワードの情報を遺言に書いていいのだろうか
そもそも遺言はいつ開けてもらえるのだろう
SNSアカウントの削除は誰にまかせればいいか分からない
パソコンやスマホには、たくさんの個人情報が保管されてます。
そこには、他人に見られたくない情報もあると思います。
どのようにすればいいのでしょうか。
【遺言の知識】遺言にパスワード情報を書いていいのか?
遺言を残す人の意思が尊重されるため、遺言に書く内容は、決まりはありません。
自筆証書遺言は、自筆ですべての文書と日付を記入して、署名押印します。
公正証書遺言は、証人2人の立会いのうえ、遺言の内容を読み上げます。
遺言にはパスワード情報やSNSアカウントの削除依頼は書きづらいですね。
【遺言の知識】遺言を開けてもらうタイミングは?いつなの?
自筆(秘密も)証書遺言は、家庭裁判所の検認手続きが終わってから開けなければなりません。
そして、相続人全員の前で開封されます。
一般的には、四十九日の法要等などが多いです。
自分に何を残してくれるのか気になりますね。
このタイミングで、家族へのメッセージが伝わるでしょうか?
感謝の気持ちを伝える場合は、お通夜か葬儀までに伝えたいのではないでしょうか?
【遺言の作成方法】遺言の付言事項を活用してみよう!
「遺言=ミステリー小説の遺産相続殺人事件」のイメージがありますが、
遺言の目的は財産を残すためだけではありません。
遺言の最後の部分に付言事項というものがあります。
この付言事項に家族へメッセージを残すことができます。
是非とも、活用しましょう。遺産分割の理由を書くとトラブルを避けることができます。
【遺言の知識】SNSアカウントの整理の手順について
他人に見られたくない情報がある人は、きちんと管理してありますか?
面倒だと考えている・先のばしにしていた方へ
とりあえず、下記のSTEPで少しずつ進めていきましょう!
STEP1. 自分でパスワードをまとめる
STEP2. 誰がみてもいいようにする
STEP3. 伝える方法を決める
STEP4. 家族にきちんと伝わるようにする
【遺言の知識】遺言だけでは不安が多いときは?
実は、手紙やエンディングノートは、メッセージを伝えるのに優れています。
遺言と手紙(エンディングノートなど)を使い分ける
遺言も封筒に入れるので、個人的には、ノートタイプであるエンディングノートがオススメです。
遺言やエンディングノートの書き方でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。