最近、無料相談のときに、よく聞かれることがあります。
「投資を始めたいけど、何から始めたらいいのか」です。
【よくあるご相談】
・すべて預貯金のため、投資を始めたい。
・NISA、つみたてNISA、iDeCo、何から始めたらいいか分からない。
同じお考えをお持ちの方は、多いのではないでしょうか?
心配しなくて大丈夫です。ほとんどの方が、同じスタートラインだと思われます。
その理由の一つは、学校の授業では投資の勉強はありませんでした。
誰もが大人になってから、お金の勉強をスタートしているからです。
- ゆっくりお金の勉強をしていきたい。
- 投資を始めようと考えているが、何をしたらいいか分からない。
- 今さら人には聞けないので、困っている。
- サクッとお金の知識を身につけたい。
貯蓄から投資へ|現実は?
日本の個人の金融資産は、約2,000兆円となっております。
その内訳は、現金・預金(約1,072兆円)が半分、さらに保険(約539兆円)がメインです。
(家計の金融資産の残高/構成比)
参考:日本銀行「資金循環統計(速報)」を2021年第3半期
金融庁は、2003年から「貯蓄から投資へ」とスローガンしています。
それでも、多数派の方が預貯金メインです。
少しずつ投資をしていきたいと考えているあなたへ、
今回は、私が熟読してる本の中でも、うまくまとまっている1冊をご紹介いたします。
大江英樹さんの「わかりやすいにもホドがある!今さら人には聞けないけどとっても知りたい投資とお金のはなし」です。
タイトルのとおり、わかりやすいホドがあると思いました。
今回の記事は、この本の内容にそって、FP目線でまとめてみました。
お金の原理原則|4つのお金の基礎知識
まずは、お金のことを勉強するには、お金のことを知る必要があります。
みなさまは、お金の原理原則を考えたことはありますでしょうか?
- 貯める
- 増やす
- 備える
- 使う
とてもシンプルな答えでした。この原理原則から詳細に分かりやすくまとめてあります。
増やす|お金を増やすために知っておくべき7つのこと
- お金をこしらえる3つの方法
- 投資と運用はどう違うか
- 投資はしないといけないのか
- 早く、たくさん儲けたい!という間違い
- 価値と価格を間違わない
- お金は分散する方がいいのか?
- リスクを取らない限り、リターンは得られない
お金、投資、価値など、普段の買い物にも役立つような多くの考え方を教えてくれます。
投資の本質とは?
「今すぐに使う必要のないお金を、今お金が必要な人に回してあげること。その結果、そのお金を使って利益を上げた人からお礼をもらうこと」
そして、私も過去にやっていた家計の管理方法「お金の袋分け」も出てきます。
封筒ごとに毎月の予算(食費・医療費・美容など)を入金して、余りは翌月に繰越もしくは貯金する方法です。(足らない場合は、汗)
封筒を持っていない急な出費には対応できないこと、カード決済だと複雑になること、小銭をまとめることができないことなど、途中でやめる理由はたくさんありました。
同じように、目的別の資産運用もあまりオススメはしません。
- お子様用の学資保険
- 老後の備え用に個人年金保険
- じぶん年金用に毎月分配型投資信託
これらの商品は、すべて分散投資ではありません。
大切なお金そのものが分散されてしまい、コストと共に消えてしまう可能性があります。
本当の分散投資は、財産三分法(現預金・有価証券・不動産)などです。
貯める|普通預金〜定期預金〜最強の貯め方まで
- 預金はインフレに弱いとは限らない
- 貯金は案外悪くない
- 最強の貯め方
- 定期預金と普通預金、どちらがいいか?
- 貯金をするならどこでするのがいいか?
- 「貯蓄型保険」ではお金は貯まらない
この2章は、もちろん、(「貯蓄型保険」ではお金は貯まらない)です。
【保険と貯蓄の役割】
保険の目的:将来起こる危険に備えるためのもの
貯蓄の目的:将来の楽しみのために蓄えるもの
保険と貯蓄を一体化するということは、貯蓄と保険の経費も一体化、貯蓄ペースも低下、途中で解約したら元本割れなんてこともあります。
増やす|株式投資編〜投資信託編〜NISA・iDecoまで
- 株主優待よりも配当の方が大事
- 分散投資か、集中投資か
- 投資信託を買う意味は
- 投資信託を選ぶにはどうすればいい?
- 外貨を持つことが不要な理由
- FXは資産形成には向かない
- NISA/iDeCoを活用して増やす
世界最高の投資家と言われるウォーレン・バフェットは集中投資が有名ですね。
その彼は、自分の死後に備えて、
妻に「資金の90%をS&P500に投資しなさい。」と言葉を残しているみたいです。
やっぱり、銘柄分析や購入のタイミングは難しいので、市場平均に投資がいいのでしょう。
これは、ワンマン社長や後継者なども同じですね。とても考えさせられます。
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備える|生命保険〜公的年金〜じぶん年金まで
- 一番大切な保険は?
- 公的年金|純粋な未納者はたったの2%
使う|ポイントカード〜ふるさと納税〜無駄使いまで
- ポイントはどう活用すべきか
- 寄付は「しあわせ消費」
- 究極の無駄使いとは?
以上、おおまかな内容でした。あくまで個人的な意見なので、ご了承ください。
- 現在加入している保険の見直しができる。
- 新しい医療保険・がん保険や終身保険のことがわかる。
- 万が一のことがあった場合の必要保障額がわかる。
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よくあるご質問
初回相談は、30分無料となります。※ライフプラン表の作成などで料金がかかる場合があります。まずは、お話を聞かせていただければと思います。お気軽にご相談ください。
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